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戦後日本労働運動を牽引してきた国労、日教組、自治労運動の検証
 
 
著者
吉田進
中村元気
自治体労働運動研究会
 
162ページ
 
発行者
日本労働者運動歴史研究会
 
発行所
NPO法人労働者運動資料室
 
発行日
2019年8月
 
東京都千代田区三崎町三丁目10番15号
富士ビル502号室
電話 03(5226)8822
 
問い合わせ先
03(3221)7881(担当 石川克己)
*本書は労働者運動資料室が発行所ですが、資料室では販売しません。入手希望者は、上記の石川克己さんにご連絡ください。
 
 本書は、日本労働者運動歴史研究会で、三年に及ぶ25回の研究会から、三産別の運動史を抜き出し、編纂したものである。二産別の運動史を一緒に取り上げるのは、かつてなかったことで、大変、貴重なものになっている。とりわけ国鉄闘争の総括は、長期に亘って支援・共闘してきた人を含め、大きな感動を与える内容である。
 
 本書を発刊した問題意識は、「三つの産別労組の不十分さを含め、運動史にまなびながら、かつそこから日本労働運動の歴史を捉えかえし、現代の労働者運動に引き継ぐべき教訓、そして課題を明らかにすることが必要だと考えるからである](本書「発刊に当たって」より)
 
 とりわけ、本書が若い現役の仲間に先達の苦闘の闘争史を学び、現代に生かしていただくことを切に願うものである。
 
 
目次
発刊にあたって−日本労働者運動史を概観する 
   日本労働者運動歴史研究会 松永裕方・善明建一
「国労運動」と「国鉄闘争」を振り返って 
  国鉄労働組合本部元書記長 吉田進
日本の教育運動史(日教組運動の歴史を中心に) 
  福岡県教職員組合元執行委員長 中村元気
自治労運動の歩み  
  自治体労働運動研究会