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日本社会党統一大会宣言
  
附:スローガン

第一二回(統一)全国党大会
一九五五年十月十三日
 
*左右両社会党が合併統一した大会の宣言とスローガン。出典は『資料日本社会党四十年史』(日本社会党中央本部 1985)。原文タイトルは第12回(統一)党大会宣言だが、サイト上のタイトルは日本社会党統一大会宣言とする。
 
 
 全国の勤労大衆諸君、同志諸君
 われわれは、内外の注目と期待の裡に、ここに日本社会党統一の大業を実現した。日本の平和と独立と社会主義革命の達成を歴史的使命とする日本社会党は、本日力強い新生の産声をあげた。
 
 四年有余、不幸なる分裂によりて保守政権に跳梁を許し、再軍備反対体制の進行を十分に阻止し得なかったわれわれは、いまこそ反撃と前進の態勢を整えることに成功した。
 われわれは過ぎし日の分裂を深く反省すると共に、わが陣営の強化を、勤労大衆諸君とともに心から喜ぶものである。
 
 いまや、世界の情勢は大きく転換しようとしている。戦争の危機を胎みつつも、平和への方向は確定的となり資本の抑圧と隷属から解放されんとする民衆の声は、アジアからもアフリカからも、高く響きつつある。わが国の国民大衆も、また国の独立と平和と自己の生活を守る戦のために、逞しき闘魂をもって立上りつつある。
 
 この国内及国際の与望に応えるものこそ、日本社会党の統一である。社会党の統一である。社会党の統一を中心とする革新勢力の進展こそが、日本及世界の明日に光明を投ずるものである。
 
 われわれは先ずこれからの与望に応えるためにあらゆる戦争政策に反対し、全力をつくして平和をかち取り、これを確保しなければならぬ。原水爆戦争が人類の滅亡を意味する今日、原水爆兵器を禁止し、軍縮を断行し、進んで戦争を地上から絶滅するために闘わねばならぬ。この闘いは我が国再軍備政策に対する強力な反対闘争からはじめらるべきである。
 
 われわれはまた勤労大衆の生活擁護のために闘う。労働者、農民、漁民、中小企業者、知識階層、これらあらゆる階層の生活を守り、社会保障を完備し、職と健康と文化生活を確保することがわれわれの任務である。従って、あらゆる反動的政策に反対し、大衆を資本に隷属せしめる諸制度と闘う。
 
 われわれはまたわが勤労大衆の悲願が、日本の完全なる独立の回復にあることを知っている。日本の大衆は、歴史上常に自らの力を以て自らの独立を確保して来た。われわれが自らの意志と努力に依って、完全なる独立をかち取り得ないはずがあろうか。統一された日本社会党は、これら勤労大衆の先頭に立って独立回復のために挺身することを誓うものである。
 
 全国の同志諸君。
 われわれはわが党の使命を達成するに当って、新しい綱領、規約、政策及び運動方針をわれわれの不動の方針としてこれに従うべきことを宣明する。
 われわれは日本社会党の旗の下に、固い団結と、信義と友愛にもとづく同志愛を以て結ばれ、広範に大衆を党の傘下に組織しつつ、前進また前進すべきことを誓う。
 
勤労大衆万歳。
日本社会党万歳。
右宣言する。
 
昭和三十年十月十三日
日本社会党統一大会
 

附:スローガン
☆  民族の独立と世界平和の確立
☆  憲法擁護と再軍備反対
☆  経済建設と社会保障制度の完備
☆  保守政権打倒・社会党政権の樹立