真紅の同盟旗をさらに高く! 社青同第八回定期全国大会宣言
*『青年の声』No.314・5合併号(昭和43年9月30日・10月7日)掲載
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日本社会主義青年同盟第八回定期全国大会は、全国の青年労働者、学生婦人、農民の注目の中で開かれた。「改憲阻止・反合理化」の闘いの基調にもとづいて、あらゆる政治犯同に対決し、人間としての権利を守り、日本独占資本を打ち倒すために、日夜奮闘している全同志によって、ここに圧倒的な成功を勝ちとりました。
今まさに闘われている七〇年闘争に向けて、わが社青同は、確固たる方針とそれを闘う組織の確立をかちとるため三日間にわたる白熱の討論を行いました。
現在、日本独占と佐藤内閣は、彼等の政治路線である七〇年アジア安保核安保の確立に向けた、国内外の帝国主義支配体制の再編強化へと突き進んでいます。日米反共軍事同盟の要石である沖縄を中心とする核軍事基地化の強化であり、思想攻撃を進めています。これらは一貫してなしくずし改憲のより一層の完成として突き進めています。同時に生活と生命をおびやかす一連の合理化攻撃として現われてきています。
独占の産業再編成をもって組織破壊攻撃を中心とする体制的合理化攻撃の中で、闘う労働者に対する分断と弾圧を強化しています。「戦争と合理化」に協力するIMF・JCや「産業平和」路線をもって、労働組合の右傾化を積極的に押し進める独占資本のこのような組織破壊、分断攻撃は全ての職場、地域、学園に吹きすさんでいます。
当面する我々の課題である安保廃棄・沖縄奪還の闘いは、このようなすでに開始されている敵の策動を具体的に粉砕する闘いとして、一〇・二一ストライキを全同盟の組織をあげて、たたかい抜きます。
闘いの基調である「改憲阻止・反合理化」の真紅の旗をさらに高くかかげ、第八回大会の圧倒的成功のもとに強大な改憲阻止闘争を前進させることをここに宣言します。共に団結をかためて安保廃棄、沖縄奪還を闘い抜こう!
一九六八年九月二三日
日本社会主義青年同盟第八回定期全国大会