社青同同盟歌−われら同盟旗とともに
作詞 森瑞穂 作曲 林光
*初出は『社青同』(『青年の声』の前身)第十五号(昭和三五年九月二五日)「同盟歌入選作」。同記事によれば、九月一三日第四回常任準備会で決定。佳作はなく、応募者全員に記念品贈呈。作詞の森瑞穂は東京三多摩準備会所属。ただし同記事に「専門家と相談して、若干修正するところがあるかも知れないが、原文のまま発表します」とあるように、この時発表された歌詞は現行の歌詞とはかなり大きな違いがある。作曲の林光(1931-2012)は、著名な作曲家。現行歌詞、楽譜(PDF)の直接の出典は社青同第34回大会(2012)議案書。(社青同行進曲も同じ)
若者のいるところ
ひるがえる同盟旗
黒い右手 高くかがけ
鉄路を駆ける 火のように
叫べ叫べ 日本の未来
この明るい 旗の色だ
我が闘いの砦
腕を組み合う同志
泥の鍬 空に振り上げ
炭鉱(やま)の岩肌 強く踏み
守れ守れ 日本の未来
そのゆるぎない 結束だ
新しい変革の
さきがけは社青同
友情の血 熱く燃えて
車座の夜輝く明日
築け築け 日本の未来
あの晴れやかな 栄光だ
社青同行進曲
作詞 松本重延 作曲 岡田和夫
*初出は『社青同』No.205号(1966年1月25日)「社青同五周年記念歌発表」。全国募集した歌詞の中から、松本重延の作品が選ばれた。松本重延は、その後『月刊労働組合』編集長などを歴任した活動家。初出と現行歌詞の間に違いはない。作曲は岡田和夫(「民族独立行動隊」などの作曲家)。
なお、この号にはプロの作詞家江間章子(「夏の思い出」などの作詞家)に依頼し、中田喜直(「雪の降る町を」などの作曲家)が作曲した「われらのひとみは」も掲載されているが、その後社青同の中で歌われることはほとんどなかったので、掲載は省略する。
楽譜(PDF、ワンドライブに収録)
闘いの中で
鍛えられる我ら
胸は火と燃え
情熱は大地を焦がす
青年の未来を築く砦
進め進め進め
我ら社青同
闘いの中で
誓い合う我ら
スクラムは固く
歌声は空に響く
青年の未来を築く砦
進め進め進め
我ら社青同
闘いの中で
結ばれる我ら
瞳は輝き
太陽は二人を照らす
青年の未来を築く砦
進め進め進め
我ら社青同